青果事業
事業内容
西日本における輸入青果物の集配基地
堺市の大浜埠頭にて1974年(昭和49年)以来、「堺青果センター」施設を総合的に管理運営しています。
当センターは、阪神高速道路(湾岸線、大和川線、堺線)、国道26号線、大阪臨海線、中央環状線などに近接した好立地を活かし、西日本における輸入青果物集配基地の機能を担っています。また、近年では、輸出産物等の取り扱い強化に向けた施設整備を進め、更なる機能拡充に取り組んでいます。
業務内容
堺青果センターは、シトラス類を中心にバナナや野菜、花卉などの新鮮でおいしい輸入青果物を安全・確実に供給する集配基地です。産地国からコンテナや大型専用船により当センターに到着した輸入青果物は、植物検疫検査の結果必要な場合はくん蒸を行い、輸入手続、定温保管などを経て、西日本各地にトラックで配送されます。当センターにおいては各専門事業者と作業を分担しており、当社は施設の維持管理の他、くん蒸業務や未通関貨物の保税業務を担っています。また、その他のセンター内作業が安全・確実に行われるよう、多数の行政機関や専門事業者等と協力し、総合的な運営を行っています。
輸出農産物・食品
取扱増加に向けた施設整備
近年では、輸出向け農産物・食品の取り扱いも増加。令和4年5月には堺泉北港の港湾管理者である大阪府策定の「農林水産物・食品輸出促進計画」が国土交通省に認定され、堺泉北港が「産直港湾」となりました。この「産直港湾」への施設整備補助制度を活用し、令和5年3月にコールドチェーン確保のための温度・衛生管理が可能なエアーシェルター(2基)を第2定温上屋に整備しました。